当社米国法人Yusen Logistics (Americas) Inc.(社長:石塚一夫)は、2013年5月20日に シカゴオヘア空港から約15kmの立地にシカゴ支店を移転し、倉庫面積を旧倉庫の2倍以上となる 約18,000m2に拡張しました。自動車部品物流をはじめ、医薬品や生鮮食品を含む様々な製品の 中西部一帯を網羅する輸配送基地としてのロジスティクス体制を整えました。
シカゴオヘア空港の西に位置する新倉庫は在庫保管を行なうエリアを9,000m2に拡張、中西部 一帯の倉庫需要に対応可能です。自動車部品、航空機部品のほか、Class3の危険品、医薬品、化学品、生鮮食品など幅広い取り扱いを行っています。在庫管理システムなどのITを活用したロジスティクス機能を拡充、TAPA(*)のClass A認証とC-TPAT(**)認証を取得しています。新倉庫は様々な製品・部材を集約、分散していくための中西部一帯の輸配送基地として活用出来る広さと能力を持っ た施設です。
また、CFS(Container Freight Station)を航空貨物・海上貨物共用にしたことで、同日に到着する 輸送モードの異なる貨物の混載配送やクロスドック(***)が容易になるなど、より効率的な取り扱いが可能となりました。今後需要の高まる米墨間のゲートウエーであるラレードロジスティクスセンターへのシャトル便の増便もお客様のニーズに合わせて対応いたします。
<シカゴ支店>
名称 |
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倉庫面積 |
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営業開始日 |
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立地 |
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(*)TAPA
Transported Asset Protection Association
警備の専門家やハイテク企業などの警備担当者が参画する非営利団体。認証は製品の輸送・ 保管中の紛失、盗難を防ぐための保安基準で、Class-AはTAPAが認定する最も高い保安基準。
(**)C-TPAT
Customs-Trade Partnership Against Terrorism
米国国土安全保障省の政府機関である税関・国境取締局(CBP: Customs and Border Protection)のセキュリティ・プログラムのことで、国際的なサプライチェーンと米国国境におけるセキュリティの強化、向上を図る協力関係を築いていくための政府と産業界共同による自主的な取り組み。
(***)クロスドック
複数のベンダーから貨物を集荷し物流センターに集め、各方面別に貨物を仕分けして配送を行う方法。